つれづれ

歴史小説

江戸幕府 最後の光 |「雨露」梶よう子著

つれづれつれづれ(@periodnovels)です。少しでも歴史小説を盛り上げたい!と、実在した人物・出来事をベースとした小説をご紹介しています。さかのぼること約150年前、東京都上野で勃発した「上野戦争」今回、ご紹介する作品は、上野戦争で...
歴史小説

深くなるほどに自分を見失う愛 |「花散るまえに」佐藤雫 著

つれづれつれづれ(@periodnovels)です。「日々のおともに手に汗握るもう一つの人生を」をテーマに、実在した人物・出来事をベースとした小説をご紹介しています。「散りぬべき 時しりてこそ 世の中の 花は花なれ 人も人なれ」意味は、「花...
歴史小説

誰をも等しく照らすキャバレーの光 |「グランドシャトー」高殿円 著

つれづれつれづれ(@periodnovels)です。「日々のおともに手に汗握るもう一つの人生を」をテーマに、実在した人物・出来事をベースとした小説をご紹介しています。失われゆく昭和の文化「キャバレー」キャバレーとは、女性のホステスが客をもて...
歴史小説

雪で閉ざされる故郷を世界と繋いだ兄弟 |「おしょりん」藤岡陽子 著

つれづれつれづれ(@periodnovels)です。「日々のおともに手に汗握るもう一つの人生を」をテーマに、実在した人物・出来事をベースとした小説をご紹介しています。日本製のめがねフレームで、95%という圧倒的シェアを誇る福井県の「鯖江メガ...
歴史小説

主従を越えた最強のふたり |「まいまいつぶろ」村木嵐 著

つれづれつれづれ(@periodnovels)です。「日々のおともに手に汗握るもう一つの人生を」をテーマに、実在した人物・出来事をベースとした小説をご紹介しています。「大方は出雲のほかにかみはなし」意味は、出雲守を称した「大岡忠光(1709...
歴史小説

空っぽの天下人 |「極楽征夷大将軍」垣根涼介 著

つれづれつれづれ(@periodnovels)です。「日々のおともに手に汗握るもう一つの人生を」をテーマに、実在した人物・出来事をベースとした小説をご紹介しています。「天下の政道、私あるべからず。生死の根源、早く切断すべし」今回、ご紹介する...
歴史小説

狭き島で激突した自家繁栄の切望と天下安寧の祈り |「厳島」武内涼 著

つれづれつれづれ(@periodnovels)です。「日々のおともに手に汗握るもう一つの人生を」をテーマに、実在した人物・出来事をベースとした小説をご紹介しています。「日本三大"奇襲"」と呼ばれている、日本の戦国史上で有名な3つの戦いをご存...
歴史小説

この父ありてこの子あり |「銀河鉄道の父」門井慶喜 著

「どっどど どどうど どどうど どどう」誰もが教科書で読んだことのある童話「風の又三郎」の一節です。今回ご紹介する小説は、風の又三郎の著者であり作家:宮沢賢治の生涯を、父:宮沢政次郎の視点で描く門井慶喜 著「銀河鉄道の父」主人公は、死後に日...
歴史小説

一組の夫婦が育み繋がれていった白い希望 |「白蕾記」佐藤澪著

「1979年 世界保健機関(WHO)が天然痘の根絶を宣言」人類史上で唯一、伝染病を撲滅させた事例です。時はさかのぼり、これから約150年前。江戸時代の日本で天然痘(疱瘡・痘瘡)の「予防」に尽くした人物、いや、”夫婦”をご存じでしょうか。今回...
歴史小説

老臣が次の世代に託すもの |「織田一 丹羽五郎左長秀の記」佐々木功著

「かかれ柴田に 退き佐久間 米五郎左に 木綿藤吉」戦国時代好きであれば一度は聞いたことがあるこの言葉。織田信長の天下統一の前半期を支えた名武将たちです。今回、ご紹介する人物は「米のように欠かせない」と評された織田信長の側近中の側近。ご紹介す...